バカラの罫線について　

 

バカラがカジノゲームの王様になれた理由の１つは、罫線というバカラ特有の演出があったからです。

罫線：過去の数十ゲームの結果を見やすくした出目表。

 

 

バカラの罫線について解説

罫線の目的

過去の結果を見いやすくしてそこから規則性を見出して、次に「どっちが勝つか」を予想することが目的です。

罫線の種類

罫線には有名な５つの種類があります。

これらをすべて中華罫線と呼びます。

• 大路（ダイロ；ダァルー）
• 小路（ショウロ；シオォルー）
• 大眼好（ダイガンンチャイ；ダァガンツー）
• 甲由路（カッチャロ）
• 珠盤路（チューチャイロ）
• 番外：人間罫線

 

罫線に種類がある理由

次の勝者を予測する際に、同じデータを使っても、大路のデータの並べ方では見つけられなかった規則性が、他の罫線でデータを並べたら規則性が見えたということが起こるからです。

【バカラ】基本的な罫線は大路

大路は他の中華罫線の基本になります。

この大路をマスターすることはとても重要で、大路ができるようになって初めて他の罫線を使えるようになります。

大路の罫線

上の表を見て分かるように、まずプレイヤー・バンカーを赤か青に決めます。

参考に、欧米ではバンカーが青、プレイヤーが赤です。

 

アジアではその逆になることが多いそうです。

ここでは、赤がバンカー、青がプレイヤーの勝利と設定します。

• 一番上から記入開始。
• 連勝したら下に記入していく。
• 違う側が勝ったら右の列に移動する。
• 引き分けはスラッシュ「/」で表します。

 

【バカラ】小路の活用方法について

小路は大路に比べて、複雑です。

「小路」の書き方、ルール

ポイントはたったの３つ！

• 出目表（大路）で最新の出目と２列前の出目との動き方（落ち方）を比較した結果を記録。
• 動き方(落ち方)が同じであれば「正」として「赤◯」、違った場合は「誤」として「青◯」記録
• 比較できない場合、勝ちなら「赤◯」、負けたら「誤」として「青◯」を記録。

 

※このとき、引き分けは無視して大丈夫。

※小路では「◯→◯」は「正→誤」となります。

大路の罫線

小路の罫線

これらの表を見て、大路から小路に変換する方法を説明していきます。

 

小路の記録が始まるのは、⑤→⑥からです。

なぜなら、2列前の結果が生まれるのがそこからだからです。

 

⑤→⑥は2列前の①→②に動き方が同じなので、赤◯になります。

⑥→⑦は2列前の②→③に動き方が同じ（勝ちがバンカーからプレイヤーに変わった）なので、小路では赤◯になります。

⑦→⑧も同様です。

 

しかし、⑧→⑨の動きは2列前の④→⑤と動きが違う（勝ちがプレイヤーからバンカーに変わっている）ので小路では右の列に移動して青◯になります。

更に、⑨からの動きは2列前にはない、つまり比較できません。

そうした場合、つまり比較できない場合は「連勝したら赤◯、連勝しなかったら青◯」になります。

 

つまり、⑨→⑩の小路は大路で連勝しているので右列に移動して赤◯になります。

小路の有効な活用方法

大路の罫線

小路の罫線

大路では⑳の次に何が来るのかわかりませんが、小路の罫線を見るの規則性が分かり、次はプレイヤーの勝利を予測できます。

大眼好の書き方、ルール

大眼好の書き方は小路の書き方の1点を変えるだけでいいのでとても簡単です。

小路のルールと違うところは比較するのが2列前だったのが1列前になるだけです。

甲由路の書き方、ルール

甲由路の書き方も小路と大眼好の書き方の1点を変えるだけで大丈夫です。

甲由路の書き方は1列前と比較するだけです。

珠盤路の書き方、ルール

珠盤路の書き方は非常にシンプルです。

• 縦６マスの中に上から下に結果を記録していくだけです。
• ６マスが埋まったら、右に列に移動。
• 引き分けも記入する。

 

これだけです。

大路の罫線

珠盤路の罫線

まとめ

以上のように、規則性を見つけられるだけで、次の勝敗の予想の精度が格段に上がります。

そのためには、この記事で学んだ罫線の作り方と見方を活用して、バカラをよりいっそう楽しんでください。