オンラインカジノの法律を刑法を元にわかりやすく解説

日に日に新しいオンラインカジノが登場する中で、「私もオンラインカジノを始めてみたい」と思われる方は多いと思います。そんなオンラインカジノですが、どこまでが違法で安全性はどういったところで確認が出来るかなど、非常に分かりづらい部分があります。

オンラインカジノに興味を持った皆さんが安心して遊んでいただけるように、今回は「オンラインカジノの法律について」を細かく解説いたしますので、オンラインカジノを始める際に参考にしていただければと思います。

オンラインカジノは法律的にはグレーゾーン

日本では原則として賭博行為が禁止されております。

■刑法第185条｜法務省
賭博をした者は、五十万円以下の罰金又は科料に処する。ただし、一時の娯楽に供する物を賭けたにとどまるときは、この限りでない。

■刑法第186条｜法務省
常習として賭博をした者は、三年以下の懲役に処する

賭博を行うことは禁止するとはっきりと明記されていますが、現行の賭博罪はオンラインカジノに関しては大変曖昧になっています。オンラインカジノに関しての法律は一切明記されていないので、オンラインカジノは合法でも違法でもなく「グレーゾーン」といった扱いになります。

現行の法律では、オンラインカジノはセーフかアウトかははっきりと明記がないのと、海外で合法的に運営されている運営会社を日本の法律で取り締まることはできません。オンラインカジノでプレイしている人を取り締まる事はできないというのが実態です。

グレーゾーンという曖昧な表現こそしましたが、オンラインカジノを合法化している国は世界中で約200ヵ国以上あり、中でも日本でサービスを展開している多くのオンラインカジノが海外の政府が発行するライセンスを取得していたり、合法的に安全性を考慮した運営を行っているところが多いです。

こんなオンラインカジノに要注意

違法か合法か判断の難しいグレーゾーンであるため、少しでも怪しいと思ったら利用しないことを推奨します。特に以下のような点があれば要注意です。

オンラインカジノの今後について

オンラインカジノはグレーゾーンであると解説いたしましたが、2016年12月にカジノ法案が成立したものの、本格的な法律はまだ制定されていません。
今後はオンラインカジノも法律的に合法になる可能性もあれば、賭博行為とみなされ違法になる可能性もあります。

これからオンラインカジノを始めてみたいという方は、
運営元が「ライセンス（許可証）」を得ているかをしっかりと確認しましょう、ライセンスを得ていない運営の場合、明らかに違法な場合もあるからです。

以上、オンラインカジノの法律についてでした。

オンラインカジノはグレーな状態であるということを忘れず、今後の政府の動向に注意しながらオンラインカジノを楽しみましょう。

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